【声劇】飼われたボク

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じゃ、今日も一緒に寝よっか。添い寝してあげるから。
ほら横開けて。ボク専用の場所。

やっぱり冷たい。ほんと、なんでキミはこんなにも冷えているんだろう。
ボクが暖めてあげなくちゃね。

もう。ボクが傍にいないと何もできないんだから。
でもこの首輪がある限り、ボクはキミのものなんだよ。
これをつけてくれた時から、ボクの帰る場所はキミの傍になった。
だから、今日もちゃんと帰ってきたよ。

褒めてくれる?
ねぇ、なんで褒めてくれないの。
「いい子だね」ってボクの目を見て笑いかけてほしいだけなのに。
ボクの中の何かがこんなにも苦しい。
閉じた瞼の裏では、まだボクのこと見えてるのかな。

いつになったら目を覚ましてくれる?

ご主人様……


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しろの こな
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